ミチカの引越し人生〜旅するようにおひっこし

特技は物件探し!15回の引越し経験者が綴るリアル引越しライフ

物件選びに悩んだ時、不動産屋に必ず問いかけてみるある質問

   

 

賃貸物件を探す際、事前にネット上でほとんどのことを知ることができる。

設備や条件が細かに記載されており、間取り図はもちろん、内部の写真や動画も公開され、ある程度の取捨選択が内見なしに可能である。

つくづく物件の絞り込みが容易になったものだ。

 

内見しないと見えてこないもの

だがもちろん、内見してみないと分からないことがある。

一番は雰囲気だ。

雰囲気、というと漠然とするが、それを醸し出すのはエントランス周辺の清潔感や住人たちである。

ポスティングされたチラシが郵便受け前に散乱していたり、ごみ置き場が汚れていたりする物件は、どうしてもポジティブな印象を抱きにくい。

部屋に入る前に心のシャッターが降りてしまう。

また内見の際にはエントランスやエレベーターで住人と顔を合わせることがある。

当たり前に挨拶をできる人たちが住んでいる物件のほうが何かと安心だ。

 

内見の結果二択、三択で迷った時は

しかし、内見で初めて得られる情報を加味しても、一つの物件に絞り切れないことがある。

「ここだわ!」とピンときて、その場で即決するほど運命を感じた物件はかつて一つだけ。

たいてい一長一短で、天秤にかけても均衡を保ち続けてしまう。

そんな時私は、不動産屋の担当にある質問を投げかけることにしている。

 

「ご自分だったら、どちらの物件を選びますか?

それはなぜですか?」

 

初めてこの質問をしてみた時、決め手になる答えをくれた営業マンがいたからだ。

最終的にマンションAとBの二件に絞った私の葛藤を、彼はよく理解してくれた。

「正直、私でもこの二つで悩むと思います。」

そこで上の質問をしてみたわけだが、答えはこうだ。

 

「物件のスペックで言えばイーブンです。

が、私ならAのマンションに即決します。

ここだけの話ですが…Bの管理会社、対応が良くないんですよ。

自分たちの責任で修繕すべきところがあっても、まずケチって出し渋るんですね…。

それで賃借人と揉めることが多いんです。」

 

なんと!!

そんな事情があったとは!

 

この情報は絶対に担当者の口からでないと聞くことができない。

(もし「ここの管理会社はケチ」「仕事が遅い」などとネット上に載っていたら…どんなに物件の切り捨てがラクになることか)

彼は続けてこう言った。

 

「でもAの管理会社は、大家さんのご友人が営んでいらっしゃるんです。

何かあったらすぐ直してやってくれと言われているそうで、対応がとにかく早い。

だから私ならばAですね。」

 

なるほど!

これほど説得力のある答えがあるだろうか。

 

何も聞かれていないのに「ここは管理会社がケチですよー」と余計なことは言えないだろうから、本当に聞いておいて正解だった。

実際、マンションAに住み始めてすぐ換気扇が壊れて動かなくなったが、管理会社はまさに神対応で新品に取り替えてくれた。

 

契約してしまった後で管理会社の怠慢を知っても後の祭りである。

だが私たちにそんな裏事情を知る由はなく、この質問をしなければ得られぬ情報だった。

 

物件の裏側を知っている不動産屋の営業マン。

彼らならどの物件を、何を根拠に選ぶのか?

決め手に欠いたら、一度聞いてみてはどうだろう?

ファイナルアンサーへと導くヒントが隠されているかもしれない。

 

 

 - 物件を見きわめる!

メトホルミン