ミチカの引越し人生〜旅するようにおひっこし

特技は物件探し!18回の引越し経験者が綴るリアル引越しライフ

転妻デビューの引越し初心者に伝えたい!物件探しで本当に大切なこと

      2016/04/22

 

転勤族の妻は、好むと好まざるとにかかわらず、専業主婦かパート主婦になる。
となると当然、家に居る時間は長い。

物件を探す際、条件にばかりこだわり過ぎて周辺環境を甘く見ると、後の精神状態に影を落とすことになる。

 

物件探しでありがちな失敗

引越し初心者がやってしまいがちなミスは、人気やオシャレ度で「絶対この街に住む!」と最初から視野を狭めてしまうことだ。

よくあるのが、関東なら「吉祥寺に住みたい」と住所に拘ったり、関西なら「西宮北口に住みたい」と駅に拘ったりするケース。

しかしどちらとも、一駅か二駅離れれば、より広い家をより安く借りることができるのだ。

たとえば
吉祥寺希望⇒中央線で西に二つ先の武蔵境は住環境抜群!
西宮北口希望⇒阪急神戸線で東隣りの武庫之荘は最高の住み心地!
というように。

ちなみにこれは、筆者が実際に住んだからこそ断言できるのである。

 

転妻にとって本当に大切な物件ポイント

それでも地名や駅に拘る人も居るだろう。

その多くは単なる見栄だが、誰も他人の住所になど興味はない。

 

何より大切なのは、そこで暮らす人間の精神状態だ。

 

と言うのも、転妻というのは孤独に陥りやすい。

転居したての頃は肉体的な疲れのほうが勝るが、次第に新しい街に慣れてくると、急に心が不安定になったりする。
少しでもイヤなことがあろうものなら、前の街に帰りたくなってしまう。

これでもし住んでみて環境に圧迫感があれば、どんどん追い詰められてしまうだろう。

そこで物件探しの際、次の二点に着目することをオススメする。

 

1. 窓から見える景色を好きになれるか

洋館のテーブルと花瓶

部屋の空気を入れ換えたり洗濯物を干したり、生活していれば窓の外は毎日必ず見ることになる。
それで見える景色が薄汚れていたり、ごちゃごちゃしていたり、はたまた隣りのビルと近すぎて何も見えないようであれば、その家自体にうんざりするのは早い。

私が入籍直前の主人と住んでいたマンションは狭く、また酷暑の年で心身ともに堪えたが、ベランダの下が隣りの家の畑になっていた。
小さな畑に色とりどりの野菜が成り花が咲いている様子は、精神安定剤のようだった。
また風の通り道になっており、良い匂いが運ばれてきた。

 

夜景が見えるも良し、海が見えるも良し、公園が見えるも良し。

物件探しの際は必ず窓から外を眺め、積極的に窓を開けたくなる家を探し出そう。

 

2. 良さげな散歩コースはあるか

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転妻が新天地ですぐに仕事を探さない場合、スーパー以外に出掛ける理由がなくなってしまう。
しかし思わず散歩に出たくなるような道があれば、自然と外に向くだろう。
引きこもりがちになるのは心身に良くない(経験談)。

私が現在住んでいるマンション近くには桜の並木道や、時々ヤギが草を食んでいる果樹園があり、周辺を歩くだけで気持ちが和む。

そのような道があるだけで新しい街にも溶け込みやすく、そこで前向きにやっていこうと心から思えるのだ。

 

まとめ

このように、一番大切なことを見失わずに家探しができれば、引越しは楽しみになるし、新生活もポジティブな気持ちで始められる。

新たな街で有意義な転妻ライフを送れるかどうかは、物件探しにかかっていると言って良いだろう。

 

 - 物件を見きわめる!

メトホルミン