ミチカの引越し人生〜旅するようにおひっこし

特技は物件探し!15回の引越し経験者が綴るリアル引越しライフ

「他人と住むということ」~ルームシェア歴15年!!八幡君の体験談2

      2017/02/24

 

15年のルームシェア歴を持つ友人・八幡君。
これまでの経験に基づくリアルな声をインタビューさせてもらった。

ルームシェアのメリットやルール作りのコツなどを聞いた前記事に続き、これからルームシェアをする方にとって良きアドバイスとなる言葉がふんだんに含まれている。

トラブルを未然に防ぎストレスを最小限に留めるためにも、ぜひ参考にしていただきたい。

 

シェア物件の選び方と内見で大切なこと

―複数人で暮らすことが可能な物件の中にも、ファミリー向け・シェア向け、色々なタイプがあるよね。物件探しで重要なことは何だと思う?まずは間取りの面からお願いします。

ネットや不動産屋で情報収集を始める段階から、「共同で使用する」ということをしっかり念頭に置いておく
風呂・トイレが別なのは大前提として、玄関から各部屋への動線は大事。たとえば、新しくてオシャレでどんなに魅力的に見える物件でも、片方の部屋を通らないともう片方の部屋に行けないような間取りは当然シェア向きじゃない。玄関に入ったら、そのまま各自の部屋に直行できる間取りがベスト。

―キッチンが狭すぎる、あるいはコンロが一口しかない物件は、シェアするには不便そう。

そうだね、でもそこは入居者それぞれの生活スタイルによるかな。料理する時間帯がかぶらなかったり自炊しない人だったりしたら、ある程度妥協できるポイントにはなる。

―なるほど。ぜったいに妥協しちゃダメな点と、妥協しても良い点をあらかじめ話し合っておくといいね。


ところでルームシェアをするのに”理想の間取り”ってある?

プライバシーを大切にしつつ誰かと一緒に暮らすことも楽しむためには、人数分の個室だけではなく、”プラス1”の空間が必要。リビングという共有スペースがあるのが理想だね。2K・2DKでもいいけど、2LDKだと心にも空間にも余裕が出る。二人暮らしで3K、のように余分な部屋があるのでもいいかな。
逆にほとんど顔を合わせることがないなら、広さよりも家賃の安さを優先すればいい

―広さをとるか、安さをとるか、それ以外の条件を優先させるか。やっぱり事前の意思疎通は大事だね。

そう。片方に任せずに、シェアする相手と一緒に物件探しをしたほうがいいと思う。
特に内見は一緒にしておかないと、部屋割りで揉める可能性がある。実際に目で見ないと分からないことって沢山あるから。
日当たりや窓から見える景色、収納スペースの差、テレビ端子の有無などなど。条件に偏りがありすぎる場合、家賃でその差を解消する必要があるよね。
こういうのはぜったい事前に納得し合っていないと、禍根を残す(笑)

―確かに。不公平感を募らせながら暮らしていくのはメンタルに良くないね。

 

ルームシェアに向く人・向かない人

―ルームシェアには性格にも向き・不向きがあると思うんだ。他人と上手く暮らしていくのに不可欠な要素って何だと感じている?

まずはお互いのペースを尊重できること!
マイペースでかまわない、相手のペースも尊重できれば。
…実はオレが一番マイペースだったしね。たぶん。

そして良識と常識を持ち合わせていること!
性格的には、ものすごく無責任、身勝手、ワガママ…とかじゃなければ、正直誰でもできると思う。だけど社会人として最低限のモラルは必須。

―じゃないと相手に逃げられちゃうだろうね…。何か気になる点があった時に一緒に妥協点を探っていける人じゃないときつい。そのための最低条件だよね。

 

逆に「こういう人はやめといたほうがいいよ」というのはどんな性格の人?上の二つが欠けている人は、相手に迷惑をかける・嫌われるという意味で避けたほうがいいけど、お人好し過ぎても大変じゃないかな?

そうだね。協調性は大事だけど、あまりに気を遣いすぎる性格だと、相手が快適でも本人が疲弊してしまう
自覚症状としては「いつも損ばかりしてしまう」と思っていたり「いい人過ぎる」なんて言われる感じ。むしろそれを理解してくれている相手ならいいけど、自分がたくさん我慢することになるなあと思う相手とは日常を共にしないほうがいいよね。
最初から自分がストレスを溜めこまずに済みそうな相手か見極めることは大事。
もしお互いの見極めが甘すぎて実はそうじゃなかったら(笑)、納得するまで話し合うこと!これで解決!

―そういう意味では八幡君はやっぱり向いているよね。もともと適応力があるし、さらに”受け入れ力”のようなものがある。寛大で、批判的なところがないの。それでいて、言うべきことははっきり言うことができる。

ありがとう…でもオレ自身は向いていないと思うんだ。そうじが苦手でよくおこられたし…。

―そうなんだ(笑)

15年もルームシェア生活ができたのは、ほんとまわりのおかげ。できた同居人ばかりです。

―そう思えるところかな、向いているように見えるのは。

 

まとめ~ルームシェアのトラブルを未然に防ぐために

ここまでの八幡君の話には、ルームシェアのトラブル回避法やそのヒントがふんだんに含まれている。

それらを総合して「こうすれば上手くいく!」というポイントを大きくまとめると、以下の三点が大切だと言えよう。

 

1)事前によく話し合う。

物件探し・内見の段階でシェア生活をいかに想定できるかが、暮らしの快適度を左右する。

互いの通勤事情・間取り・生活サイクル・お金のこと…納得のうえでルームシェアという選択を。

 

2)すり合わせは初期に。

当然、一緒に住み始めて気付くこと・感じることもあるだろう。

必要なルールは気付いたそばから話し合って決めていこう。

 

3)干渉しない。

いったん共同生活を始めたら、それが日常になる。

互いが精神的に自立し心地良い距離感を保つことは長続きの秘訣でもある。

 

 

ところでこの八幡君へのインタビューは、彼が10年に渡りルームシェアをしていた赤羽で行わせてもらった。

すでに別の街に引越しているが、赤羽の人気が高まっていると聞き(コチラの記事など)、街を歩いて雰囲気を感じてみたいと思ったのだ。

というわけで次回は、八幡君の案内で「赤羽の魅力」をお届けする。

ではまた明日!

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