ミチカの引越し人生〜旅するようにおひっこし

特技は物件探し!15回の引越し経験者が綴るリアル引越しライフ

大家が管理人のアパートで続々問題発生!冷静に苦情言うのも一苦労

   

 

賃貸アパートやマンションには、大家の自宅の敷地内に建てられたものもある。
セキュリティ面では安心だが、管理会社を利用せず大家自らが管理を行っている場合、当然ながらその住み心地は大家の力量にかかってくる

前回は学生時代の、世間知らずなお金持ち奥さんが管理しているアパートでの入居トラブルについて書いた。
しかし悲しいかな、トラブルは一つでは済まなかったのだ…。

 

人の物を勝手に捨てるな!入居直後のトラブル

前記事に書いたように、その部屋は引越し当日にまだ清掃が終わっていなかった。
…だけならまだしも、途中で清掃を放り投げて大家が海外に遊びに行っていた。
仕方なくある程度は自分で掃除をして、家具・家電を搬入、自分自身は友人宅に置いてもらった。

家電を搬入した際、私は早々に洗濯機用ニップルを蛇口に取り付けた。
だが肝心の洗濯機はまだ来ていない。
知人が譲ってくれることになっており、日程の調整中だったからだ。

さて海外から帰ってきた大家は不動産屋に注意を受け、私の留守中に掃除を済ませ電話をかけてきた。
入居できなかった期間の家賃を返してもらい、ようやく真の意味で「入居」したのも束の間。

知人が洗濯機を運んでくれたので接続しようとすると、ニップルがない

確かに引越しの日に取り付けた。
それが忽然と消えている。

再びイヤな予感に襲われ、大家宅のベルを鳴らした。
「洗濯機置き場の蛇口に取り付けた私のニップル、知りませんか?」

返ってきた答えはそう、100%予想通りであった。

やだあっ、捨てちゃった~!

ため息のち、ガックリである。

あんたは何回やらかせば気が済むのだ?
前の住人のだと思ったって…それは入居前に掃除を完成させていないから気付かなかっただけだろう。
だいたい勝手に判断する前に、確認の電話一本入れられないのか?

15歳以上年上の奥さんに説教したくなるのをぐっとこらえ、冷静に
「では弁償してください。」
とだけ言った私はエラかった。

大家のせいで引越しがバタついている間に大学も始まり、慌ただしかったので結局商品ごと買いに行ってもらい、取り付けまでしてもらった。
他人のものを勝手に捨てたのだから、当然である。

我が家で洗濯をできるようになるまでこんなにも長い道のりを強要されるとは、実に驚きであった。

 

アパートを遊び場にさせるな!騒音の原因は大家の息子

やっと、やっとのこと、まともに暮らし始めて一ヵ月。

アパートの外が妙に騒がしい。
奇声が耳をつんざき、階段や廊下をドタバタと走り回る音がする

そのアパートは全室7畳の1K、大半は学生の一人暮らしだし、家族連れはそもそも入居できない。

犯人は大家の息子たちである。

ある日突然、全敷地を使っての鬼ごっこに目覚めたのだろう。
アパート前には駐車場もあり、確かに広い。
遊び放題だ。

しかし住んでいる人に多大な迷惑をかけていい訳がない
一度や二度ではないので、「うるさい!」と怒鳴る男性の声も聞こえた。

しかし注意されるのさえ遊びの一環と思っているのか、日に日に奇声はエスカレートする。
学生向けアパートなのに、とても勉強などできる環境ではなくなった。

仕方なく、再び大家と直接向かい合うことになった。
「子どもたちがアパートで何をして、どんな迷惑をかけているかご存知ですか?」

案の定ポカンとしている。

「私たちは騒音に非常に悩まされ、ストレスも限界です。
あんな奇声を聞かされるために家賃を払っているのではありません。」

大家一家に迷惑をかけられたのもこれで三度目、堪忍袋の緒も限界に近い。
にもかかわらず冷静に主張した私はやっぱりエラかった。

その後すべての部屋に謝罪のメモと菓子折りが配られ、二度と子どもたちがアパートの廊下で騒ぐことはなくなった。
すなわち、ようやく当たり前の状態に戻ったと言うべきか。

このように、学生から見ても常識面でツッコミどころ満載の大家一家であった。

 

大家が直接管理する物件は要注意!

入居者は物件探しの段階で大家と面会はできない。
いや頼めばできるかもしれないが、通常そこまでしない。
よって住んでからガックリくることもあるが、ふつうに生活していればそう接点を持つこともないだろう。

ただ一点だけ悟ったことがある。

敷地内に大家が住んでいるのは良い。むしろ安心だ。

だが、管理会社を利用せず、大家が自分で清掃も行う物件だけは避けたほうがいい
素人の清掃は甘い。
ケチらないでプロに任せ、家賃に見合った環境を提供する大家のほうが、入居者のことを考えている

実は今住んでいるマンションも、大家の敷地内に建っている。
背後には大家の豪邸がそびえているのだ。

しかし管理会社を使っていて、すべての対応が迅速で的確だ。

このように、管理者が誰であるかによって、大家の敷地に住むのがメリットにもデメリットにもなりうるのである。

 

 - 賃貸物件トラブル実話

メトホルミン