ユウウツな引越し準備期間をポジティブに乗り切る秘訣
2016/02/08
引越しには少なからぬロマンがある。
新天地へのワクワク、新生活への期待は膨らむ。
しかし引越し準備そのものは、ただの手間以外の何ものでもない。
各種手続きは煩わしいし、荷造りは重労働だ。
私は荷造りを業者に任せることができない性質なので、避けては通れない手間が山ほどある。
無になったつもりで黙々と手を動かしても、いつしか心身ともに疲れ果て、やがて引越しに感じていたポジティブな感情は消え失せそうになる。
そんな時、つまり「あーもう引越し準備なんかヤダ!!」状態に陥った時、皆さんはどうしているだろうか。
私は負の感情に陥らないよう、必ず先手を打っておく。
引越し準備期間に設けるご褒美day
実際に私がしているのは、引越し準備期間に二回、大きなご褒美を用意しておくことだ。
前方にエサがあるから走れると言うか、先に楽しみがあればこそ頑張れると言うか。
まあ単純かつゲンキンな方法であることは自分でも認める。
しかし引越し準備期間にメンタルがやられると家庭内でもギスギスしてしまうので、共通の楽しみを作っておくことは円満かつスムーズな準備の助けとなる。
スケジュールの真ん中には外食day
先ほどご褒美を「二回」と書いた。
一回目は引越し準備期間の中間地点に設定する。
我が家ではたいてい、ちょっといい所で外食をするようにしている。
前回の引越しの際は近所のフレンチレストランでコース料理を頂いたし、その前は本当に旨い寿司に舌鼓を打った。
日程的に中間地点となるこの日までに荷造りの半分以上を終えていると、とても得した気分になる。
荷造りを仕上げたらホテルで贅沢day
二回目は荷物を業者に引き渡す前の日だ。
あとはプロにお任せ、という段まで準備をやり終えたところで、お気に入りのホテルに宿泊するのだ。
できれば住んでいた街が一望できる部屋や、そんなバー付きのホテルが望ましい。
「この街ともお別れだね。」「楽しかったね。」などと言い合って、しみじみと乾杯する。
荷造りの疲れも吹き飛ぶ最高のひと時である。
ただ最後に贅沢をするということ以外にも、ホテルステイにはきちんと意味がある。
荷物を運び出す日ギリギリまで部屋で生活していると、意外と細々したものがしまえずに、なかなか片付かない。
最後にはどの箱にも行き場のないものを無理やりバッグに突っ込んだりする羽目になる。
しかしホテルに泊まることで、すべて梱包してすっきりした状態を作れるのだ。
子どもが小さかったりすると難しいかもしれないが、夫婦二人だけの私たちには一石二鳥であり、大切な時間である。
まとめ
転勤が決まるととても慌ただしく、夫婦ともに心の余裕を失いがちになる。
するとどうしても、住み慣れた街を出る寂しさや転居の煩わしさなど、マイナスサイドにばかり目がいってしまう。
しかし共通の楽しみを持つことで協力体制が強まるし、精神的にも明るさを保つことができるのだ。
楽しくなる工夫はどんどん取り入れて、ステキな引越しライフを!