近距離引越しを安くするならやっぱり赤帽!二度利用してみた感想と考察

これまで人生15回の引越しの中で、赤帽を利用したことが2回ある。
どちらも同じ市内での近距離引越しだ。
よほどの遠距離ではない限り、赤帽は選択肢から外せない。
それはなぜか?
今回は、実際に利用して実感した<赤帽の引越しに関する見解・感想>などをまとめておく。
こんな時にオススメ!赤帽の引越しが向いているケース
赤帽は安いが、どんな引越しにでも向いているわけではない。
以下の項目がすべて当てはまる際に、特にオススメである。
1)荷物の量が少ない。
赤帽の正式名称は「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」だ。
名前の示す通り、運送には軽自動車が使われる。
当然ながら家族が多いと荷物も多いので、スペースが足りなくなるだろう。
基本的には一人暮らしや新婚カップルにこそ最適のサービスだ。
2)近距離の引越しである。
赤帽の基本料金は、「作業時間2時間以内・走行距離20Km以内」がベースで、この数字を超えると超過料金が発生する。
また、赤帽は全国にあるが、一人一人は赤帽ドライバーという個人事業主である。
大手引越し業者のように他地域とスムーズに連携できるわけではなく、地域に根差したサービスが基本。
3)とにかく引越し代金を安く抑えたい。
赤帽の料金には、距離制運賃料金、時間制運賃料金、そして引越し運賃料金の三種類があり、適宜使い分けられている。
距離制なら20km以内、時間制なら2時間以内の場合、なんと4,860円(内税)で荷物を運んでもらえるのだ!
また引越し運賃料金の場合、他の引越し業者の単身パックに当たる引越しが11,880円~13,500円(地域により異なる)で可能となる。
4)荷物の積み込み・積み降ろしを積極的に行える。
赤帽では車輌1台につき、作業員はドライバー1名のみ。
スムーズで安い引越しのためには自らも積極的に動いたほうがいい(ドライバーが一人で積み込んでいると時間が超過するかもしれないので)。
この作業さえ厭わなければ、赤帽で安く引っ越す条件はクリア!
ミチカの赤帽おひっこし体験記
冒頭で述べたように、私には二度の赤帽利用体験がある。
一度目は、大学の寮からアパートに引っ越した時。
寮にはある程度の家具・家電があったので、新居に運び込む荷物の量はかなり少ない。
友人が車を出してくれると言ったがベッドを積めなかったので、まとめて赤帽にお願いすることにした。
二度目は、恋人とシェアしていた部屋から、マンスリーマンションに引っ越した時。
やはり家具・家電は少ないので、段ボール箱や衣装ケース、キャリーケースなどでことが足りる。
どちらのケースも荷物が少なかったので、支払った金額は約5,000円!
初回は電話、二回目はネットで見積もりをお願いしたが、どちらも対応が素晴らしかった。
この辺は個人事業主としての意識が大きいと思う。
一度見積もりを依頼したからと言って、電話攻撃などもない。
その後の手配もスピーディだったし、見積もり以上の額を請求されることもなかった。
ドライバーは親切で、女性一人の引越しでも終始安心できた。
何より目的地まで同乗できたのが便利だった。
これらのケースのように、寮や家具付きマンションからの引越し、また逆に実家から寮や家具付きマンションへの引越しなら、運送する荷物は必然的に少なくなる。
すると作業時間が短くなり、積込・積降が30分を超えた場合に発生する諸料金も抑えられる。
このような引越しにおいては、赤帽が真価を発揮するのを実感した。
次回は、赤帽の引越しに関するメリットとデメリットを整理していく。
利用してみて初めて気付いたこともあるので、参考にして頂ければ幸いだ。